オレンズネロ(0.3mm)を一週間使ってみて

f:id:reo0o2:20170312210618j:plain

 

前回に続き、シャープペンシルです。

ultramarine3776.hatenablog.com

 

話題かつ、どこを見ても品切れ!?のようなぺんてるのフラッグシップモデル

『オレンズネロ』です。本体価格3,000円+tax。

発売から2週間は経過していたと思いますが、運良く残っているのを見かけて買ってしまいました。

そして購入し、一週間ほど使ってみました。

 

 

f:id:reo0o2:20170312210707j:plain

 

「ノック一回で芯が出つづける快感。」とパッケージにあるように、ノック一回する前はパイプが収納されている状態です。

 

f:id:reo0o2:20170312210721j:plain

 

ノック一回をすればこの通り、パイプに隠れてほんの少し、芯が見えています。

この「オレンズシステム」のお陰で、芯を出さずに書けるから芯が折れないというものらしいです。

このオレンズシステムが搭載されたモデル自体は当初から出ていました。

『オレンズネロ』ではこのシステムに加えて、「自動芯出し機構」が搭載され、芯がなくなるまでずっと書き続けられるそうです。

確かに、使用していると、従来の0.3mmのシャープペンシルではすぐに芯が減り、頻繁にノックしていましたが、『オレンズネロ』では最初のノック一回でそれ以降ノックするのは最後にパイプを収納する時のみでした。

 

f:id:reo0o2:20170312210736j:plain

 

少し分解して中身を見てみると、バネがついていたり、結構な金属パーツが付いていたり。こだわりが見えてきます。

f:id:reo0o2:20170312210808j:plain

 

写真は本体の内側なので気にすることはないのですが、表にも、ほんの少し、バリが目立ったり、塗装時にゴミが混ざったりしている部分が見られましたが、仕方がないかなぁ、というところです。

 

f:id:reo0o2:20170312212110j:plain

 

最後に、オレンズの筆跡について。やはり、芯を出さずに書く分、紙にはパイプの後がつきます。これを書きにくいと感じるか、気にならないとするかで、オレンズの相性は決まってくると思います。

 

f:id:reo0o2:20170312212112j:plain

 

こちらは、同じ0.3mmのクルトガで書きました。クルトガで書いた筆跡は芯を紙に押し当てて書いているので、くっきり残っています。一方で芯がすり減っていくので、だんだん字が心持ち太くなっていくと思います。その点ではオレンズは一定の細さでずっと書き続けられるとも言えます。

f:id:reo0o2:20170312210642j:plain

 

私は、店頭で0.2mmと0.3mmをかき比べて、0.3mmを選びました。

0.2mmの方がパイプがあまりブレずにしっかりと書ける感じでした。でも紙にパイプが当たる感じが強くて、0.3mmを選びました。

0.3mmは使いやすいんですが、書いていて少しブレる気がします。

グリップの感覚もよく、良いものを買ったと思いました。

しかし、どの店頭もオレンズネロ用の什器が空っぽなので、早く供給が安定してほしいものです。

 

 

※定価は3000円です。現段階では品薄で、一部では値段が上乗せされています。