2017年、買ってよかった文房具 万年筆編
2017年に購入した万年筆は30本程だったと思います。今年は廃番やビンテージの購入が
ほとんどでした。その中から昨年と同様に3本紹介します。
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ペリカン #350 グレーマーブル
2月に購入したペリカンです。購入する時にはモデル名がわかりませんでしたが、後々調べてみると#350というモデル名だとわかりました。ほぼミント状態の中古品です。
ペリカンと言えば、天冠というイメージがあります。雛が2羽のモデルでした。
なによりも、このペンを買ってよかったことはペン先でした。12CのHFです。
現在販売されている万年筆は、14K・18K・21Kが主なペン先だと思います。
12Cの表記も良いですが、なによりもHF(Hard Fine)というペン先も書き心地がとても良いです。Hardなのに軟らかいという…なんとも不思議なペンです。
パーカー #75 シズレ バーメイル
いつしか手に入れたいと思っていたパーカーのシズレをやっと購入したのも2017年でした。中古品での購入です。状態はそこまでよくはないですが、納得行くものを購入できました。
家に持って帰ってよく見るまで気づかなかったのですが、刻印をよく読むとバーメイルであることがわかりました。無垢のシズレは持っていないので比べることはできません。ほんのり黄色味かかった金属軸です。
ペン先は14kのXFでした。今回のシズレはUSA製でしたが、FRANCE製やENGLAND製などコレクター要素がたくさんあるモデルが#75だと思います。書き心地も気に入っているので、あと数本欲しいところです…。
プラチナ プレジデント 透明 銀
最後に、現行品のようで全く違うプラチナのプレジデントです。
かつてのラインナップに、透明は金と銀があったそうです。現在は廃番になっています。
旅行先でつい発見してしまい、今年最後に購入したペンになりました。
SNSでは年の暮れに購入するペンのことを忘年筆と呼んでいるそうです。
私にとっての忘年筆はこれになりました。
現行のラインナップでは金トリムの黒と赤があります。
最近では伊東屋が限定として青を復活させていました。
何が現行品と違うのかと言われると、1つ目は軸が透明であるということ、2つ目がこの首軸です。金属で作られているので重心が軽すぎず、重すぎずとても良いバランスになっています。この首軸と持った時の感覚から購入していました。怖い。予算オーバーではありましたが…。
プラチナの万年筆はセンチュリーシリーズを愛用しています。過去何度か、このブログでも紹介しています。それらのペン先は14Kであり現行(?)の18Kは初めてです。
プラチナらしいフローの渋さや書き心地は、他には無いものだと思っています。
最後にグラフィーロのメモパッドにそれぞれのペンで字を書きました。
#350と#75は購入してからパーカーのウォッシャブルブルーをずっと入れて、2017年を共に過ごしてきました。
2018年はプレジデントが活躍しそうな雰囲気を感じます。年賀状もこのプレジデントで書き終えました。
最後にそれぞれのペンに入れているインクについてです。
パーカーのウォッシャブルブルーはなんとも言えない褪色を見せてくれるので、ストックを常に探している程です。
プレジデントに入れているのは、私の中での定番インクであるプラチナのブルーブラックです。手持ちのブルーブラックインクを全て書き比べたこともありました。
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2018年は、私の生活スタイルも変わるのでどのような文房具が合うのかわかりませんが、万年筆はずっと使い続けるだろうと思います。
記事を書いていると毎回感じますが、万年筆の購入は控えようと思います。でもペンは増えるんですけどね…。