文房具の記録

プラチナ万年筆 #3776 CENTURY シャルトルブルー

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プラチナ万年筆 #3776 CENTURY シャルトルブルー

プラチナ #3776シリーズとは

 名称は、日本最高峰の品質を目指し、富士山の標高を表わす数字にちなんでつけられました。
ベースになった万年筆は、昭和53年、作家で万年筆コレクターの、故梅田晴夫氏が中心とする研究グループとともに「理想の万年筆」を目 指して開発したプラチナ#3776。梅田氏は30年間、月平均180 枚の原稿を万年筆で筆記し、1,000 本にも及ぶ万年筆コレクションの中から導き出した条件を実現させた万年筆です。
富士山の標高を製品名に取り入れた事でもおわかりい ただけるように、日本を代表する美しい日本文字のための万年筆です。この#3776 も発売から現在まで改良を重ね色々な意見を聞きながら 技術を蓄積してきました。 

プラチナではこれらの問題を解決するべく5年前から取組み、子会社の 中屋万年筆に集まった約4万件の筆記特性データをもとに、ペン先とペン芯の相性を合致させるべく試作を繰り返して参りました。 その間、団塊の世代の方々の間での万年筆ブームによる既存商品の生産強化などで一時開発を停止せざるを得ない状況などもありましたが、 この2~3年の間に、万年筆製造に拘わる殆ど全ての設備を新調、 また現在の本栖・センチュリーと続く新しい#3776も、ペン先・ペン芯は おろかボディーに至るまで、クリップ以外は全て新しいデザインによる 新しい金型投資による完全に生まれ変わった万年筆です。 

私が初めて購入した金ペン。プラチナ万年筆のシャルトルブルー。
字幅はSF(細軟)にしました。インクはいつもプラチナのブルーブラック。今度の12月で使い始めて2年になります。






初めて14金のニブの付いた万年筆を購入しようとした時に迷ったものが、国産3社(パイロット・プラチナ・セーラー)の1万円台の万年筆です。
  1. パイロットのカスタム74
  2. セーラーのプロフィットスタンダード
  3. プラチナのセンチュリー
この3社から選ぶとき、選ぶ基準となったのが、軟らかいペン先があるかどうかです。
パイロットのカスタム74には9種類から11種類の字幅があります。
その中に、軟らかいニブの種類は下の3種類です。
  • SF(細軟)
  • SFM(中細軟)
  • SM(中軟)
それに対して、セーラーには軟らかいニブはありません。
最後にプラチナのセンチュリーは7種類の字幅があり、その中にSF(細軟)があります。

次に軸の色です。
セーラーは軸の色、限定色など様々な種類があります。パイロットのカスタム74は毎年限定色がでていますが、通常品は、ブラック、ディープレッド、ダークブルー、ダークグリーンの4色の展開です。しかしブラック以外の字幅はEF・F・M・B のみです。

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一方プラチナのセンチュリーは、ブラックインブラック、ブルゴーニュ、シャルトルブルーともに7種類の字幅展開がされています。
そして私は、シャルトルブルーのSF(細軟)を選びました。

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左から、プラチナ・14金、セーラー・14金中型、パイロット・5号ニブ
国産3社のペン先を比べると分かる通り、プラチナのニブはエラが張っているように見えます。
この形状のお陰で、弾力ある書き心地です。それが決め手でした。
またプラチナの万年筆にはスリップシール機構というものがあります。

◆CENTURYの特長

 

1.「スリップシール機構」(特許取得済 登録番号 第5637515号)により、万年筆では当たり前とされてきた、しばらく使用しないと、インクが乾いて書けなくなるという問題を解決。

 

2.「スリップシール機構」により、耐水性、耐光性が高いが固まりやすい顔料インクも安心して使える。
 


この特長のお陰で、いわゆる古典インクや顔料インクなどドライアップしてしまうと万年筆にあまりよくないと言われているインクでも気兼ねなく使えるようになっています。

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少し大きな14金。
弾力ある書き心地、それが私の初めての金ペン、万年筆でした。


 
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